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 コラム 第85回     2011. 7. 27

8年目のスタート

  台風が去って、ここ数日はしのぎ易い日が続きましたが、また暑さが戻ってきたようです。 戸外だけでなく屋内にいても、熱中症にはどうぞ気をつけてお過ごしください。

  このコラムを始めてから丸7年が経過して、今月から8年目に入ります。 2004年7月に片山歯科医院のホームページを作ったときが、第1回でした。 「歯科にかかわる領域」から始まって、自分の思いを書いてきました。 お伝えしたいことを次々一生懸命書いていましたが、一回の量が長すぎるとのご意見があり、今はなるべく短くまとめるように心がけています。

  話は変わりますが、私は昔から硬い物が好きで、噛む力が強いことが自慢でした。 それがここ数年力いっぱい噛もうとすると、顎関節が痛むことがあります。 両親が歯科医でしたし昔から歯は大切にしてきましたが、この歳になって少し悩んでいます。 上下の歯が噛み合う時に、顎関節に負担がかかっているようです。 加齢とともに歯が磨耗し沈下してきているのです。 昔の写真と見比べても、明らかに鼻の下から顎の下までの距離が短くなっているのが解ります。 以前に書きましたように、学生時代にできてしまった虫歯の治療を受けた以外、なんとも無くこれまで過ごしてきました。 それが、35年たって問題が出てきたようです。

  コラムを書き始めた頃には全く意識していなかった、加齢変化というものが気になり始めました。 以前の10年20年とこれからの10年20年は全く違うと認識して、これからの人生を過ごしてゆかなければと思います。 巷では、アンチエイジングという言葉をよく耳にしますが、以前コラムにも書きましたように、年齢に逆らって生きてゆくのは無理をすることだと思います。 抵抗するのではなく、加齢現象を受入れて歳を重ねてゆくウエルエイジングの精神で過ごしたいと思います。 これを期に、奥歯に冠をかぶせてできるだけ元の丈に戻さなければとも思っています。 自分の治療というものは、なかなか出来ないものですが、マウスピースを作って丈を上げ、トレーニングをしてから無理のない位置を決め、 その位置に合わせた冠をかぶせるようにします。 古い使い慣れたものから、新しいものへと変えるには、しっかりした設計と計画が必要になります。

  今窓の外では、歌舞伎座も新しい形に生まれ変わろうと着々と工事が進んでいます。 ここでも綿密な設計と計画が練られ工事が始まったのでしょう。 過去のものを全て新しくするのではなく、もともとのイメージを残し以前の瓦屋根をまた使用するという姿勢には共感するものがあります。 私自身古きものを残しつつ、進化してまいりたいと思います。


7月の歌舞伎座  (2011/7/25)


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