話題のパンダ🐼
これまで上野動物園で飼育されてきた双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが1/27に中国へ返還されました。
初来日した1972年以後継続して国内で飼育されてきたパンダですが、これで日本にいるパンダは0頭となります。愛らしい顔とのんびりとした動きで癒しを与えてくれるパンダがいなくなってしまうのは、寂しいものです。
ところで、パンダがどのような歯を持っているかご存知でしょうか。
パンダの歯は、上顎に門歯6本・犬歯2本・前臼歯8本・後臼歯5本の計20本、下顎は計22本(後臼歯が上顎より2本多い)で、上下合わせて42本あります。
特に後臼歯は竹を食べるために発達しており、人間の歯の7倍の大きさとのこと。体長は120〜180cmと人間と同程度なのに、口の中はとても奥行きがあるようです。
また、パンダの歯は人間と同じように、乳歯から永久歯へと一度だけ生え変わります。これを二生歯性と言います。
シャオシャオとレイレイは生後3ヶ月の時点で乳歯が生え始め、生後9ヶ月に永久歯が生えたとのこと。さらに1歳半になる頃にはすべての歯が永久歯に生え変わったそうです。まだ体重は大人の半分ほどですが、この頃になると竹もよく食べるようになったと言います。
パンダはクマ科に属し、もともとクマと共通の祖先から分かれたとされます。が、狩りがそれほど上手ではなく、他の動物が見向きもせず豊富に生える竹を主食とするようになりました。
しかし竹の外皮には有毒成分が含まれるため、まずは犬歯の奥に並ぶ前臼歯を使って皮を剥ぎます。そして竹の内側の比較的柔らかい部分を臼歯ですり潰して食べます。その際に顎の関節が犬歯に邪魔されず横方向に動くことも明らかになっています。
種として生き延びるため、口の中もこうして進化を遂げてきたと思うと興味深いものがあります。

片山歯科医院は、今年の1/29で開院59年となりました。
多くの方々に支えられながらここまで継続できたことに感謝いたします。
これからも皆さまのお役に立てるよう診療に努めてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

