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 コラム 第195回  2020. 09. 28

ウイズコロナの時代2

ついこの間まで猛暑日がつづいていましたが、今では肌寒さすら感じるようになりました。 今年は季節の移ろいを楽しむゆとりもなく、新型コロナウイルスの猛威と闘う日々が続いています。 4月に出された緊急事態宣言に伴い、本院も開院から50年以上の歴史の中で初めてとなる、週1日急患対応のみの休診という決断をさせて頂きました。 その後5月からは、患者さんスタッフの安全策として、週3日での診療という変則的な設定で通常診療を再開してまいりました。 収束の状況を見据えながら、院内での安心安全対策をさらに強化して診療を続けております。 ただ、現在もまだ多数の新規感染者を出している東京の現状と、go to キャンペーン開始後やインフルエンザの流行との事を考えると、まだまだ戻せる状況にはないと思います。 皆様にはご迷惑をおかけしますが、しばらくはこの体制を続けたいと思っております。 しかし、遠方の方や、ご高齢の方は、検診も含めてまだ通院を控えていらっしゃる方もいらっしゃいますので、休診日も転送電話にして随時ご相談に応じております。 ご遠慮なく、些細なことでもどうぞお電話ください。

そんな中、前々回のコラムでご紹介しました新スタッフの石井善仁先生のファンが増えてきていることに、喜びを感じております。 経験年数40年以上の自分から見ると、まだまだ気になるところはあります。 また有り難いことに、患者さんからもご指摘をくださるときもあります。 それはやはり、卒業後大学院での研究時代から大学病院スタッフとなり10年以上勤務後に、先輩の開業する診療所に数年間勤務して、 自費診療のみの本院に来てくれたわけですから、大変な思いでいると思います。 日々ディスカッションしながら、私自身が先代の父から学んだことやその後に会得したものを継承して、彼なりのスタイルを作っていってもらいたいと思っています。 子育て後は復帰したいと言っている娘と一緒に、新しい世代の片山歯科医院を作っていってもらいたいと願っております。 どうぞご支援のほど宜しくお願いします。

ところで最近テレビなどで「歯科受診は安全か」といった話題が増えてきていると思います。 まだこの新型ウイルスの真の姿が見えない中、他のウイルスと同じように空気感染が起きるであろうとの予測のもとに、本院でもより一層除菌、感染予防対策を整えて診療をしております。 また、なるべく通院回数を減らせるよう石井先生と手分けして、今までは二回に分けていたところを一回で済むようにしてもいます。 来院までの安全策を講じて頂き、安心してお出かけください。スタッフ一同、万全の対策でお待ちしています。




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