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 コラム 第186回  2019. 12. 26

今年は「令」

寒い毎日が続いています。 インフルエンザも例年より早く流行の兆しを見せています。 うがい手洗いの励行を心がけて下さい。 そして歯磨きの励行で、口腔ケアをしっかりなさって下さい。 たったそれだけで、感染リスクが半減すると聞きます。

今年の世相を表す漢字は、「令」でした。 昨年に引き続き今年も、災害に見舞われた年でした。 私の住んでいるところでも、河川の氾濫危険水位を超える可能性が高いと、住居の3階以上の高さの所に避難するようにと避難命令が出されました。 こうしたこともあって、私の中で令という字は真っ先に命令の令につながります。 しかし、この字の意味を改めて調べてみますと、「いいつけ」や「おきて」などの命令につながる意味の他に、「りっぱな」とか「人への敬称」もあることがわかります。 新元号の令和も万事をなすのに良い月、めでたい月という意味の令月から来ていると聞きます。 初春の令月にして風和らぐという素敵な意味を持つ元号にふさわしく、来年が良い年でありますことを祈ります。

今年も一年コラムを読んでくださり有り難うございました。 皆さん健康に気をつけて、どうぞ良いお年をお迎えください。



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