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 コラム 第110回      2013. 08. 29

スイスでのお話

  暑い日が続きましたが、ようやく秋らしい風を感じられるようになって来ました。 先月の終わりから今月の初めにかけて、計画通りにスイスに行ってまいりした。 スイスというとアルプスからの風が吹いて涼しい国だと思っていましたが、飛行機を降りたチューリッヒも、 今回訪問した大学のあるベルンも、気温が35度もあり驚きました。

  お蔭様で目的の歯科材料を買い、ベルン大学の先生ともお話ができました。 夏休み中で学生はいませんでしたが、先生や技工士さんの仕事も見学させてもらい、 私が日本から持参した治療報告もしながらディスカッションすることができました。 やはり、先月のコラムに書きました歯科用アタッチメントは、日本の事情で買えなくなっただけで、 ベルン大学でも勿論、世界の歯科先進国ではどこでも使っている材料であることを再確認することができました。
  メーカーのCM社でも担当者が出迎えてくれて、目的とする品物もすべて用意してあり、新製品の紹介や、 塵ひとつ落ちていない工場も見学させてもらい、とても充実した一日を過ごすことができました。

  今回の旅では、娘夫婦に他の国の歯科事情を見せてやりたいという思いもありました。 現在二人とも東京歯科大学の千葉病院に勤務しておりますが、初めて見る外国の歯科事情はどのように映ったでしょうか。 親バカかも知れませんが、彼らの目がとても輝いて見え、きっと何かを吸収して帰ってきたものと思います。
  島国の日本は、とかく井の中の蛙になりがちです。若いうちに直に海外の歯科事情を肌で感じることも重要なことです。 私も30年以上も前のことですが、スウェーデンや東ドイツ、スイス、アメリカと それぞれ特徴ある国々でその国の歯科医や留学中の日本人歯科医師と出会えたことがとても役に立っています。
  今は昔とは違い、行こうと思えばいつでもどこへでも行ける時代です。 世界のどこへ行っても専門分野の話ができることは素晴らしいことだと思います。 それが刺激となって、明日への意欲がふつふつとわいてくるのが感じられます。 私自身、久々に海外に行って新たな刺激を得て帰ってきました。 患者さんお一人お一人に時間をかけた丁寧な歯科治療を、今後も続けていこうという気持ちを新たにしています。


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